肉は食べちゃダメ!?牛、豚、鶏肉のオススメ調理法

コレステロールを下げる生活をしている人にとって、牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類は「敵」に値すると思い込んでいる人がいます。

確かに肉類というのは脂質が多く、カロリーも高く、健康に良くないイメージがあります。しかし、肉類というのは人間の体を作るうえで必要不可欠な、タンパク質の源でもありますので、必要量は食べてもらいたいのです。

肉類は、食べすぎてしまうと悪影響が出てくる可能性がありますが、適量であれば体を維持するためにとても有用に働いてくれます。そこで、今回はコレステロールを上げないようにしながら、上手に肉類を食べる方法について、ご紹介していきたいと思います。

まずは、肉類について少し基本知識を解説したいと思います。

肉類の特性について

肉類といっても、世界には数多くの肉類が存在しますので、今回は一般的に食卓に上がる「牛肉・豚肉・鶏肉」についてお話をしていきたいと思います。

肉類には、タンパク質・鉄分・ビタミンB1・脂質などが豊富に含まれています。肉類の中でも内臓には、とても多くのビタミンとミネラルが含まれているのが特徴的です。それぞれに牛肉・豚肉・鶏肉にも、特性があります。

牛肉

ビタミンB群と鉄分が豊富に含まれている。

豚肉

ビタミンB1が豊富に含まれている。

鶏肉

肉類の中では低カロリーで、ビタミンAが豊富に含まれている。

このように、それぞれに特性が違うのが分かります。どの肉も、脂身の部分はカロリーも脂質も多くなっていますし、赤身やムネ肉であればカロリーは低めになっています。

肉類はどのようにコレステロールに作用する?

多くの人が、肉類にはたくさんコレステロールが含まれているから、肉を食べると自分のコレステロールも上がってしまうと考えています。しかしこれは、間違った情報です!

実は、卵1個に含まれるコレステロールは420㎎なのですが、肉100gに含まれるコレステロールは牛肉73㎎、豚肉70㎎、鶏肉98㎎と、卵よりもずっと少ないのです。卵を食べてもコレステロールは上がらないといわれているので、それよりも少ない肉類でコレステロールが上がってしまうことはないのです。

それでは、どうして肉類でコレステロールが上がるといわれているのかというと、2つの原因が考えられます。1つは「過剰摂取によるカロリーオーバー」が原因だと考えられます。

脂質がたくさん含まれている肉を食べると、体の中の中性脂肪の量が増えてしまいます。中性脂肪は、悪玉コレステロールを増やす作用があるので、間接的にコレステロール値が上がってしまうといわれているのです。

2つ目は「肉に含まれる脂の質」が原因だと考えられます。脂肪を生成する脂肪酸は、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類がありますが、肉に多く含まれるのは「飽和脂肪酸」になります。飽和脂肪酸は、血液の中でも固まりやすいので血液をドロドロにしてしまい、悪玉コレステロールを増やす原因になるのです。

コレステロールを下げたい人に、お勧めの調理法

肉類は、調理法を工夫すればコレステロールに悪影響を及ぼす可能性が、かなり少なくなります。コレステロールの数値が高い人は、肉類を使った揚げ物はできるだけ避けるようにしましょう。

お勧めは「電子レンジ」で過熱をして、蒸し料理を作る調理法です!シリコンスチーマーを使えば、とっても簡単にヘルシーな肉料理が完成しますので、試してみてください。それから、肉を焼きたいときには「魚焼きグリル」を使うと、余分な脂を下に落とすことができるので、お勧めです。

牛肉や豚肉は、一度サッと茹でてから調理をすると、余分な脂がお湯に溶けだしていきますので、ヘルシーな料理ができます。鶏肉は、皮に脂肪がたくさんついていますので、皮を使わないで調理をすると、とてもヘルシーに仕上がります。

このように、肉類はコレステロールが多いと思われがちなのですが、決して食べてはいけないものではなく、必要量は食べるべき食材なのです。工夫しながら、コレステロールに悪影響を与えないようにして、お肉を楽しみましょう!