コレステロールの薬は一生飲み続けないとダメ?副作用は?

病院で血液検査をして、コレステロール値に異常が見られた場合、薬を処方されることがあります。コレステロール値が高すぎるので、正常値に戻すための薬です。

こういった薬を処方されてしまうと、もしかして一生飲み続けなければいけないのかな?と不安になってしまう人もいるのですが、決して飲み続けなければいけないものではありません。もちろんコレステロール値が正常に近づいていけば、薬をやめることもできるようになります。

それでは、具体的にコレステロールの薬の作用や、副作用、どのくらい飲み続けるのかなどをご紹介していきたいと思います。

コレステロールの薬の作用

コレステロールというのは、夜間に作られやすいという特性があるので、基本的には「夕食後」に服用する薬が多いです。

しかし、1日中効果が持続する薬なども出ていますので、「朝食後」に服用する薬も、たくさんあります。ですから、処方された薬の種類によって、飲むタイミングは異なっていますので、指示された通りに飲み進めていきましょう。

コレステロールを下げる薬というのは、体の中でコレステロールの生成を抑制する作用があります。普通であれば、食事をしたらコレステロールが体内で生成されるのですが、その作業ができないように阻害をするのが、薬の作用です。これにより、コレステロールの量を下げるという効果が表れるのです。

それから、合成されたコレステロールは吸収されて分解されて、また再吸収されるケースがあります。その再吸収が抑制できる薬もあります。つまり、コレステロールの薬は、コレステロールの合成を抑制する働きがあるものと、再吸収を抑制する働きがあるものと、種類がいくつか用意されています。

(参考)高脂血症(脂質異常症)のお薬7種類の基礎知識【コレステロールや中性脂肪を下げる】

コレステロールの薬の副作用

コレステロールを下げる薬を服用すると、場合によっては副作用が出てくる人もいます。主な副作用は、下記の通りです。

  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 胃もたれ
  • 下痢
  • 軟便
  • 便秘
  • 腹痛
  • 肝機能障害

主に多いのが、胃の症状や便秘や下痢などの症状です。これらは、薬を服用し始めたころに起こることが、多いです。服用をして副作用を感じるようになった場合は、医師に相談をしてください。きちんと副作用を伝えていくことで、重篤な副作用が起こるのを防ぐことができます。

ちなみに、コレステロールを下げる薬は、長期的に服用することを最初から考えて作られているので、基本的には安全な薬だといわれています。

一生飲み続けなければいけないの?

ここで気になるのが、コレステロールを下げる薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければいけないのか?ということです。

結論からいえば、一生飲み続けることがないように、生活習慣などを改善していく努力をする必要があります。コレステロールを下げるためには、食生活や生活習慣を見直して、自分で努力をしていかなければいけません。

努力をする上で、今現在のコレステロール値が高いので、それ以上高くならないようにほかの症状がでてこないように、現状をとどめるという意味で薬を飲みます。ですから、薬だけでコレステロールを正常値に戻すというのではなく、あくまでもサポート要員だということを覚えておきましょう。

もちろん努力の末に、コレステロール値が正常になれば、薬を飲む必要はありません。

(参考)コレステロール対策ってどのぐらいの期間で効果が出るの?